アニメを見たい!けど時間が無い……。1クール12話と考えても1話約24分で5時間弱を一気に視聴するのは難しいし、中途半端な所で生殺しされるのも嫌だ。そう考えたことはありませんか?

そこでおすすめしたいのがOVAアニメ。TV放送でもなく劇場公開でも無いDVDやBlu-rayで販売されている作品たちのことです。劇場アニメより長くて複数クール作品より短いので映画って気分でも無いけど、そこまでまとめて時間は取れないよ。という方に是非見て頂きたいです。

『HELLSING』

HELLSING OVA I-V Blu-ray BOX(期間限定生産)

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OVAアニメと言えばこれでしょう。「平野耕太」が描くバトルアクションの傑作がOVAになって帰ってきました。OVA化する前にもTVアニメ化していますが今回紹介するのはOVA作品です。

20世紀末のイギリスを舞台に吸血鬼と吸血鬼ハンターが大立ち回り、メインキャラクターの吸血鬼でありながら吸血鬼ハンターの「アーカード」やその眷属「セラス」、声が「若本規夫」ということでも注目された神父の「アンデルセン」のアクションシーンは圧巻。

敵として登場する吸血鬼たちもとても魅力的でほぼ不死者たちの文字通り身を削るシーンにも引き込まれることでしょう。特に中盤以降、敵味方が入り乱れた戦争で見られる倒壊する都市や飛行艇のビジュアルイメージを含めた映像の迫力には大満足して頂けること間違いなし。

『FLCL』

フリクリ FLCL Blu-ray BOX (PS3再生・日本語音声可) (北米版)

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『新世紀エヴァンゲリオン』で副監督を務められた「鶴巻和哉」の初監督作品、日本では勿論のこと国外でも評価が高くカナダのモントリールで開催される国際映画祭「ファンタジア映画際」では2003年度の銅賞を受賞しています。

特徴としては唐突に絵柄が切り替わったり、数分間漫画雑誌風の画面になったりと意欲的な演出がなされており「the pillows」を中心にした挿入歌も合わせて高評価されている要因ではないでしょうか。

ですがそんなことはどうでもいいのです。少年が大人になる成長の途上を人間関係が生み出す明暗を上手く演出することで紳士に描く一方で宇宙人的なヤツらとのロックな戦闘シーン。一回見ただけじゃワケが分からないかもしれません、ですが面白いです。

部屋に使っていないモニタが有れば永遠に流しておきたいと思えるほど不思議に面白い作品、是非見て頂きたい。

『トップをねらえ!』

トップをねらえ! Blu-ray Box Complete Edition (初回限定生産)

トップをねらえ! Blu-ray Box Complete Edition (初回限定生産)

『天元突破グレンラガン』でおなじみの「ガイナックス」がおおくりするSFロボットアニメ。キャッチフレーズは「炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン!!!!!」です。

まさにその通り、ロボットは言うまでも無いですが人類が勝てるかわからない宇宙の生命体、SF作品特有のぶっとび兵器、浦島効果が生み出す愛と友情の物語、衣装がセクシー。全てこれ1作品で堪能出来ます。

因みに浦島効果(ウラシマ効果)とは光に近い速度(亜光速)で運動している者もしくは高重力下におかれた者の時間の進み方が地球で生活している者と異なり、宇宙船で移動した者にとっての1年が地球で生活している者にとっては数百年、距離によっては数万年以上にもなる現象を『浦島太郎』になぞらえてそう言うことがあります。

詳しくは相対性理論の計算式と双子のパラドックスを合わせてチェックしてください。

とっつき難そう?難しそう?大丈夫ですロボットが出てきて最高に格好いいことだけ理解できれば何も問題ありません。

これも余談ですが『トップをねらえ!2』も公開されておりますので、そちらも合わせてチェックしてみては如何でしょうか。

『クビキリサイクル』

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (完全生産限定版) 全8巻セット [マーケットプレイス Blu-rayセット]

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『化物語』シリーズで一躍有名になった「西尾維新」のデビュー作がOVAで映像化しています。萌えとミステリーの融和を目的にして始まり、果てはバトルアクションまっしぐら、しかし萌えキャラが次々に死んでいくのは変わらずといった感じの原作小説でしたがOVA化しているのは第1巻まで。

適度なバトル要素と推理パートを楽しめます。全体的なテイストの話をすると殺人事件に纏わるストーリーですからやはり暗めの味付けです。「Kalafina」が歌うエンディング『メルヒェン』の効果もあり日常とミステリーが融合してしまったようなおどろおどろしい原作の雰囲気を上手く表現できていると思います。

さて『物語シリーズ』と呼ばれるこのシリーズ、意見が分かれるのは(死者の中で)誰が一番可愛いか。私は俄然『クビツリハイスクール』に登場するあの子を推しますね。

『RWBY』

RWBY Volume1<通常版>  [Blu-ray]

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最後は数々の童話作品をモチーフにしたバトルアクション。

元々はアメリカの「ルースター・ティース・プロダクション」が製作するWEBアニメでしたが人気が大爆発。日本語版DVD&Blu-rayも発売されています。製作スタッフの話では『ブラック★ロックシューター』のアクションシーンに影響を受けているそうで素晴らしく良く動きます。

特に素晴らしいのはキャラクター毎に戦闘方法が違うことでしょうか、それぞれがファンタジーとスチームパンクが融合した武器を使ったアクションやギミックで楽しませてくれることでしょう。

1話は短いものの、それを感じさせないほどに練りこまれたストーリーと徐々に広がる世界観。傷を負いながら友のために戦う少女たちを見ていると「そうそう、こういうのが見たかったんだよね」と何処か納得するような満足感が味わえます。

まとめ

アニメと言えばTVアニメや劇場アニメをイメージしてしまいがちですが、OVAアニメも沢山あります。こういった作品たちは地上波で流す心配が無いからでしょうか、どこか尖った快作揃い。

こんなにも心躍る作品たちを見ずに、知らずにいるのは本当に勿体無いことです。今ではレンタルや有料配信サイトも増えOVAアニメに手を伸ばしやすい環境ですから季節の変わり目にTVアニメの新作をチェックするように、たまにはOVAアニメをチェックしてみては如何でしょうか?